平成27年OB会会報 (第1号)
OB会会員 各位
平成27年4月吉日
会長  塚田 章
 防衛大学校ラグビー部OB会会員の皆様には、OB会活動にご理解・ご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
去る3月22日(日)、59期学生42名が、國分学校長から堂々、粛々と証書の授与を受け、防衛大学校を卒業するとともに、防衛大学校ラグビー部OB会に入会しました。そして、60期キャプテンであります岡田学生を核心とした新たなチーム作りが本格的に始動しました。
 また、3月6日(金)のOB総会にて、昨年度策定された
 @OB会費の納付率向上策と、
 A秋シーズン中1回のOB集中応援試合及び懇親会の設定
 が今年度も継続して行われることとなりましたので、改めて以下に詳しく報告致します。
 さらに、新年度、部費納入の時期となりました。昨年度の納入率は、残念ながら一昨年度を約2%上回る36%にとどまりました。今年度は、確実に45%を達成できますように努力して参ります。会員の皆様のご協力をお願い致します。
 防大ラグビー部が、今後ますます躍進できるよう、OB皆様のより一層のご支援を頂けますようお願い申し上げ、ごあいさつと致します。

 1 OB総会の概要
(1) OB会費の納入率向上策について
  駐屯地・基地単位での組織的な徴収活動を展開し、OB会費納入率 の向上を図ります。このため、
  ア 各幕人事部を通じて、防大ラグビー部OB情報を収集し、駐屯地   ・基地ごとの名簿を幹事会が作成し、
  イ 作成したOB名簿を事務局に送付、事務局から、各駐屯地・基地   に所在する最先任者に会費の徴収を依頼。この際、併せて、各幕    所属の副幹事長が最先任者に対し電話にて徴収協力を依頼しま    す。
  ウ 各基地・駐屯地の最先任者は、当該OBの中から適任者を指名   、OB会費の徴収を指示頂きます。
  エ 各駐屯地・基地担当者は、OB会費を徴収し、事務局への振り込   み及び各駐屯地・基地の納入した者の期別・氏名を事務局会計係   へ連絡を実施します。この際、各駐屯地・基地等の徴収率目標を8   0%とし、これを超過した場合は、その超過金を各駐屯地・基地等    の計画で運用できるものとし、OB相互の交流を促進します。
  オ 徴収・振り込み時期については、団体保険金の還付金を受領す   る6月を中心に4月〜7月を基準とします。
    昨年度、一括納入があったのは7カ所のみでしたので、更なるご   協力をお願い申し上げます。
(2) 秋シーズン中1回のOB集中応援試合及び懇親会の設定
  OBの皆様に、秋リーグ戦試合予定をはがきでご案内し、その際、東 京近傍で実施される1試合をOB集中応援試合に指定し、OBの応援  を促進するとともに、試合応援後のOB懇親会を計画して、OBの親睦 を図ります。
  詳細は、秋リーグ戦試合スケジュール決定後、はがきにて全OBに周 知致します。
2 平成27年度指導体制等
(1) 指導体制
 ア 部長:藤掛 一典(建設環境工学科教授)筑波大学 H6.10〜 53歳
  *筑波大学ラグビー部ご出身の部長です。
 イ 監督:山本 巧(体育学教育室教授)早稲田大学 H2.10〜 51歳
 ウ 顧問:羽鳥2陸佐(#21)、片山3陸佐(#46)、矢野1空尉(#51)、浪口   2海尉(#53)
(2) 60期主将等
 ア 主 将:岡田  健(PR) 岸 和 田  A  地球海洋
 イ 副 将:城内 康秀(SO) 岡  崎  N  機械シス
 ウ 主 務:井上  拓(SH) 少年工科  A  応用物理
(3) 部員数(27.4.1現在)
 ア 4学年(60期):36名
 イ 3学年(61期):28名
 ウ 2学年(62期):39名
 エ 1学年(63期):勧誘中
  計     103名

3 定期戦等日程について
  定期戦について下記の通り決定しました。応援お願い致します。
(1) 対筑波大戦:5月17日(日)      防大G
(2) 対東京大戦:5月24日(日)      防大G
(3) 対京都大戦:6月14日(日)      防大G
 4 OB会報への投稿記事について
 このたび、年度初めの防衛大学校ラグビー部OB会会報におきまして、諸先輩から防衛大学校ラグビー部でのエピソードを投稿していただき、掲載させて頂くこととなりました。既に現役は60期生台の学生であり、OB会としても諸先輩が遺された輝かしい業績を現役に伝えることも必要ではないかと考えております。
 今回については、
石田OBから「かくして部歌は誕生した」について執筆していただきました。
5 OB会費納入のお願い
 現役支援のため、¥6,000のOB会年会費の拠出にご協力お願い致します。今年度未納の方は、下記口座に入金をお願い致します。
残念ながら、会費徴収は依然低迷が続いている状況です。現役を、より良い環境で戦わせてやるためにも、OB会費の納入にご協力をお願い致します。
 また、郵便振込の場合は後日振込みがあった旨防大に連絡が入りますが、銀行を利用した場合は通知がありません。お手数ですが「みずほ銀行に会費を入金した」旨、事務局会計係(片山3陸佐)にご一報をお願いします。
 27年度は19期生以上のOBの方が会費免除になりますが、ご厚志は寄付金として有効に活用させていただきますので、ご支援の程宜しくお願い致します。
(1) ゆうちょ銀行
  加入者名 防衛大学校ラグビー部OB会
  口座番号 00270−0−14860
(2) みずほ銀行
  横須賀支店 防衛大学校ラグビー部OB会
  普通口座  1353785
6 連絡事項
(1)  勤務先、住所等の変更届け及び防大ラグビー部に関するお問い合 わせは、OB事務局までお願いします。
(2)  試合予定、実施場所などは頻繁に変更されます。最新の試合予定 や各種情報は、
(http://www.nda.ac.jp/ed/rugby/、http://sports.geocities.jp/ndarcob/) に掲載されますのでご参照下さい。
【OB会事務局】
外 線 046−841−3810(防大代表)
事務局長:国防論教育室 羽鳥2陸佐(内線8-40-3814)
メールアドレス〈xhat@nda.ac.jp〉
事務局会計係:第1大隊付指導教官 片山3陸佐(内線8-40-2715)
メールアドレス〈jtakatay@nda.mod.go.jp〉
事務局総務:第411小隊指導教官 矢野1空尉(内線8-40-2641)
メールアドレス〈jhiyano@nda.mod.go.jp〉




 

本年度もOB会費の納入をよろしく

お願いいたします。過去の未納分は随時

受け付けております。



OB会報への投稿記事 
かくして部歌は誕生した
7期 石田 潔
 1962年春のシーズンまで、防大ラグビー部は試合後のミーティングでの交歓で、いつも学生隊歌を合唱していた。相手の大学は伝統的なラグビー部歌であった。「海青し・・・新たなる日の本のため」と歌いながら、できれば「防大にもラグビーの歌があればいいなあ」という気分があった。「防大ラグビー部創部10周年を機に部歌を創作すべし」の声が酒酌み交わしながら盛り上がった。いつものように副将の江勝典が音頭をとって「マネージャーの仕事や、石田、何とかしろ」ということになった。主将岡本康行はもとより、渡辺長治監督も大乗り気だ。
 それにはまず歌詞を作らねばならない。後日みんなで検討して七期生の作詞とするという条件で、石田が引き受けた。そして旬日、階段教室の黒板に石田案の部歌を書いて、7期生10人ほどに意見を求めた。しかし、どう見ても詩心のある面々ではない。「ウーン、いいんじゃないか」などと丸投げの気配。ただ一つ、「ラガー」の繰り返す回数を2回にするか3回にするか、阿部暉、大森康正、荒谷紀邦あたりから意見が出て議論になった。結局3回に納まり、歌詞は原案通り決定された。
 監督の了解を得た数日後、海上自衛隊東京音楽隊の演奏会が講堂で開催中だと知らされて、チャンスだと思った。早速会場の前に行ってみると、演奏会は終了し音楽隊員を載せたバスが発進せんとしている。それに手を上げて止めてもらい、バスに乗り込んで「隊長はおられますか」と聞いた。「私だ」と右側の座席より声が上がった。片山正見一等海佐であった。
 どういう挨拶をしたかは失念したが、折りたたんだ歌詞の紙を広げながら「ラグビー部の部歌です。作曲をお願いします。対戦相手の大学との交歓のために必要なんです」と口走った。いまだに冷や汗の出る無礼千万であった。しばし歌詞を眺めておられた隊長は「元気な曲がいいんですか」と笑顔でおっしゃった。「ハイ、ラグビーですから」と馬鹿な返事をしていた。
 それから2ヶ月ほどして石田宛てに部歌のテープが届いた。東京音楽隊の演奏で男性歌手の吹込みがなされていた。これを繰り返し聞いて、歌ってみんなで覚えたのであった。これが例えば作曲の音符をいただいたとしたら、部歌としてマスターするのは容易ではなかっただろう。作曲し、編曲し、演奏し、独唱まで入れていただいた隊長のお心配りに今更ながら頭が下がる。片山一佐は東京音楽学校(現東京芸術大学)のご出身で、この年副隊長からご昇進されたばかりの気鋭の隊長なのであった。
 まさに地獄に仏のような幸運に恵まれた。「スマートで目先が利いて几帳面」の見本のようなシーマンシップを見せていただいた。これに対するラグビー部からのお礼は、監督の電話とマネージャーの手紙を付した防大の菓子折りであった。このテープは学生食堂の朝、:昼の食事時に披露して反響があった。何しろ防大校友会の「部歌」なるものの第一号だった。他の運動部等も部歌を検討するきっかけになった。このテープが、何時からか行方不明になっているのは残念無念である。
 
 
7期 石田 潔
 1962年春のシーズンまで、防大ラグビー部は試合後のミーティングでの交歓で、いつも学生隊歌を合唱していた。相手の大学は伝統的なラグビー部歌であった。「海青し・・・新たなる日の本のため」と歌いながら、できれば「防大にもラグビーの歌があればいいなあ」という気分があった。「防大ラグビー部創部10周年を機に部歌を創作すべし」の声が酒酌み交わしながら盛り上がった。いつものように副将の江勝典が音頭をとって「マネージャーの仕事や、石田、何とかしろ」ということになった。主将岡本康行はもとより、渡辺長治監督も大乗り気だ。
 それにはまず歌詞を作らねばならない。後日みんなで検討して七期生の作詞とするという条件で、石田が引き受けた。そして旬日、階段教室の黒板に石田案の部歌を書いて、7期生10人ほどに意見を求めた。しかし、どう見ても詩心のある面々ではない。「ウーン、いいんじゃないか」などと丸投げの気配。ただ一つ、「ラガー」の繰り返す回数を2回にするか3回にするか、阿部暉、大森康正、荒谷紀邦あたりから意見が出て議論になった。結局3回に納まり、歌詞は原案通り決定された。
 監督の了解を得た数日後、海上自衛隊東京音楽隊の演奏会が講堂で開催中だと知らされて、チャンスだと思った。早速会場の前に行ってみると、演奏会は終了し音楽隊員を載せたバスが発進せんとしている。それに手を上げて止めてもらい、バスに乗り込んで「隊長はおられますか」と聞いた。「私だ」と右側の座席より声が上がった。片山正見一等海佐であった。
 どういう挨拶をしたかは失念したが、折りたたんだ歌詞の紙を広げながら「ラグビー部の部歌です。作曲をお願いします。対戦相手の大学との交歓のために必要なんです」と口走った。いまだに冷や汗の出る無礼千万であった。しばし歌詞を眺めておられた隊長は「元気な曲がいいんですか」と笑顔でおっしゃった。「ハイ、ラグビーですから」と馬鹿な返事をしていた。
 それから2ヶ月ほどして石田宛てに部歌のテープが届いた。東京音楽隊の演奏で男性歌手の吹込みがなされていた。これを繰り返し聞いて、歌ってみんなで覚えたのであった。これが例えば作曲の音符をいただいたとしたら、部歌としてマスターするのは容易ではなかっただろう。作曲し、編曲し、演奏し、独唱まで入れていただいた隊長のお心配りに今更ながら頭が下がる。片山一佐は東京音楽学校(現東京芸術大学)のご出身で、この年副隊長からご昇進されたばかりの気鋭の隊長なのであった。
 まさに地獄に仏のような幸運に恵まれた。「スマートで目先が利いて几帳面」の見本のようなシーマンシップを見せていただいた。これに対するラグビー部からのお礼は、監督の電話とマネージャーの手紙を付した防大の菓子折りであった。このテープは学生食堂の朝、:昼の食事時に披露して反響があった。何しろ防大校友会の「部歌」なるものの第一号だった。他の運動部等も部歌を検討するきっかけになった。このテープが、何時からか行方不明になっているのは残念無念である。